まーこの不妊治療録

不妊治療中に思ったことあれこれ記します

不妊治療中にしたこと~はり・きゅう編

クリニックへの不信感が大きくなる中、

 

クリニックだけではだめだ…と思った私は

 

妊活に良いとされているはり・きゅう院に通うことにしました。

 

 

 

 

1.院の雰囲気

アットホーム

私が通っていた鍼灸は女性が院長、その人の母親がオーナーを務める所でした。

 

かわいらしいインテリアで院内が飾られ、

 

スタッフの人も終始笑顔で話しやすく、言いにくい相談もしやすい環境でした。

 

交通事故や病気で通っている人は勿論、

 

私と同じように不妊で悩む女性の方が大半を占めていました。

 

営業時間も朝早い時間から夜遅くまで営業しており、

 

働いている人間にとってはありがたい環境でありました。

 

 

 

 

2.身体が冷えている

冷え

子宮内膜症、猫背、肩こり、腰痛…

 

様々な症状で悩む私の身体にはり・きゅうは効果的でした。

 

猫背は中々改善されなかったものの(これは意識の問題ですから…)

 

生理痛で辛い時もすぐに楽になりましたし

 

それなりの効果を感じていました。

 

先生に言われた中で一番印象に残っていることは

 

「まーこさんは身体が冷えている」

 

不妊治療を始めた際は意識をしてショウガなど身体が温まる食材を摂取したり、

 

レッグウォーマーや厚着をして過ごすようにしていました。

 

それでも基礎体温は思った以上に上がらず

 

ふくらはぎも氷のように冷たかったです。

 

(ふくらはぎのむくみや冷えは血流が滞っている証拠。あたためてくださいね)

 

ふくらはぎにも鍼灸をしてもらいましたが

 

一時的に温かくなるものの

 

しばらくすると冷たい・・・というのを繰り返していました。

 

それでも子宮やその他の箇所の効果を信じて通い続けました。

 

 

 

 

3.金額

金

鍼灸の診察代も安い物ではありません。

 

私の場合は一回通うごとに約4800円ほど発生しました。

 

それを週に2~3回でしたから、月に換算するとかなりの金額に…。

 

これでもコロナによる県の割引を使ったり診断書を使用して安くしたり…という結果です。

 

本来は5000円以上かかります。

 

少ない給料から捻出して何とか通っていましたが

 

ほしいものは買えませんでしたし

 

頭から子ども、不妊、金、の3ワードから離れられない状態になっており

 

かなり病んでいたと思います。

 

それでも院に貼られた「妊娠しました」の手紙を読んで自分を奮い立たせたり

 

先生やスタッフさんと話して何とか通い続けました。

 

 

 

 

4.胚移植前後

うつ伏せ

胚移植前後も体内の血流をよくするために

 

身体があったまった状態で胚移植に臨めるようにと

 

クリニックに行く前と胚移植後に通いました。

 

その際に一つ気になったことは

 

胚移植後でもうつ伏せで施術を受けたことです。

 

その時は数ミリ以下の大きさである受精卵かもしれませんが

 

身体の重さで圧迫されてつぶされないか

 

ひやひやしていました。

 

先生が言うには「大丈夫」とのこと。

 

ほんまかいな…と思いつつも信じて施術を受け続けました。

 

でも胚移植をして施術を受けて

 

温かくなったお腹がとても愛おしかったです。

 

 

 

 

5.効果

お腹

鍼灸の効果はあると思いますが、不妊に効くかといえばそうではないと思います。

 

あくまで鍼灸は体質改善を手伝うツールとして捉えた方がいいと思います。

 

なぜ不妊に効くと断言できないかというと、効いていれば「みんなやってる」から。

 

残念なことに鍼灸は医学的に効果は認められていません。

 

少しでも妊娠に繋がるように、不妊治療を行っている人間はみんな必死です。

 

今後のブログで書いていきますが、結局私は鍼灸院通いを辞めました。

 

後悔はしていませんし、通ってよかったと思います。

 

精神と金銭、そして自分の身体と向き合って

 

ご自身に合った鍼灸院が見つかることを心よりお祈りしております。