まーこの不妊治療録

不妊治療中に思ったことあれこれ記します

胚移植5回目~罹患

ゴールデンウイークは楽しもう!と夫と話し合い

 

一日一日を全力で楽しみながら過ごしました。

 

そしてゴールデンウイークも終盤に差し掛かって臨んだ

 

結婚式で事件は起こりました。

 

 

 

 

1.結婚式

結婚式

その日、県外で仕事の後輩だった子の結婚式があり

 

そこに私たち夫婦と同じく参加する別の後輩数名で車で向かいました。

 

結婚式は昼からだったのですが、

 

移動時間がかかるのとゴールデンウイークで混みあっていることが予想され

 

かなり早朝に出発しました。

 

美容室でヘアメイクを頼んでいた私は

 

出発の2~3時間程前から支度していたので

 

披露と眠さでうとうとしていました。


そうこうしているうちに予定よりかなり早く到着。

 

私たちは時間まで近辺を観光していました。

 

その日は快晴で汗をかくくらいの暑さ。

 

朝の準備で身体がきつかった私は正直車の中で寝ていたかったのですが

 

そう言うわけもいかずトボトボと観光を楽しみました。

 

(しんどかったけど楽しかったです)

 

 

 

 

 

 

2.体調の変化

しんどい

そうこうしているうちに結婚式の時間となり

 

素敵な式を堪能。

 

しかしながら疲労はピークに達して

 

帰りの車の中では後輩の目もそっちのけで爆睡してしまいました。

 

翌日は実家でBBQを楽しんでゴールデンウイークは終了。

 

また家でゆっくり過ごす日が始まりました。

 

ゴールデンウイーク明け、夫を送り出して一息ついていると

 

(身体がだるい…?)

 

身体のだるさと強い眠気が襲いました。

 

(まさか妊娠した?…そんな早く症状が出るわけないか)

 

色々のんきに考えながらとりあえず横になり睡眠をとります。

 

起きると身体のだるさは強みを帯びて熱っぽくもなってきて、ふらふらしてきました。

 

(ナニコレ?結婚式で無理しすぎたかな…)

 

どんどんだるくなっていく身体に戸惑いながら夫にライン。

 

私『身体がしんどくて熱っぽい…やばいかも』

 

夫「それコロナなんじゃない?とりあえず抗原検査受けてきなよ」

 

…コロナ?

 

まさかのコロナ。

 

その頃丁度オミクロン株が流行し出したころで

 

ショックと恐怖で震えあがりました。

 

それでも夫の言う通り確認しなければと

 

フラフラになりながらも近所のドラックストアで抗原検査を受けました。

 

 

 

 

3.陽性

コロナ陽性

〈…陽性ですね。こちらの用紙に今後の対応が記載されていますので確認して指示に従ってください〉

 

ドラッグストアで抗原検査を受けに行く頃は頭がぼーっとして席も出始めました。

(迷惑な客です)

 

薬剤師さんに陽性と言われショックで頭が真っ白になった私。

 

原因は結婚式への参加でした。

 

会場がある地は当時1日500人以上を超える陽性者が出ていましたし

 

私以外にも新郎新婦、その親族や友人数名からも陽性になった人がいたそうです。

 

夫に報告して部屋を別にし、突然の隔離生活が始まりました。

 

ちなみに夫は濃厚接触者になったものの陰性で

 

それだけはほっとしました。

 

そうなるとゴールデンウイーク明けに予定していた

 

判定日にも行けなくなるため

 

クリニックにも連絡し指示を仰ぎました。

 

クリニックからは

 

・判定日はコロナが治ってから

・それまでは延長して膣座薬と張り薬を継続する

・私以外の近親者が来院して代わりに薬を受け取りに来る

 

と連絡が来ました。

 

近所に住む義母に頼んで薬を取りに行ってもらい

 

寝込みながら妊娠継続への服薬を続けました。

 

たまごちゃん、ごめん。

 

負担をかけまくってかーちゃん失格だわ。

 

こんな身体には着床なんてしたくないよね?

 

ゴールデンウイークの行動の後悔とたまごへの懺悔と

 

色々な思いを巡らせながら

 

ベッドで長い一日を過ごしていました。

 

 

 

 

 

4.判定日

しんどい

10日後。

 

熱もすっかり下がり回復した私は

 

とぼとぼとクリニックに向かいました。

 

 

「残念ですが…」

 

 

やはりたまごちゃんは着床していなかった。

 

ごめん、たまごちゃん、ごめん…。

 

 

これで何もなくなってしまった。

 

何とも言えない虚無感がどっと襲ってきました。

 

でも、これでやっと転院できる。

 

待合室に戻ってぼーっとそんなことを考えていました。