会社を辞めてから緊張が解けたのか
夫を送り出した後は一日中泥のように眠りました。
そうこうしているうちに5回目の胚移植が迫ります。
1.分割胚
前回で胚盤胞を全て使ってしまったため
今回は初めての分割胚での移植となりました。
分割胚は3日目胚と呼ばれるもので、
グレードもさほど悪くないと言われました。
(具体的なグレードは教えてもらえなかった)
胚移植の日までの膣剤挿入。
周りの目を気にせず堂々とトイレに行き挿入できる日が来るなんて。
クリニックもよーいドン!で急いでいかなくていいし。
これまでの中で一番ノーストレスで移植の日を迎えることが出来ました。
2.ダメだったら
とは言え胚盤胞より育っていない分割胚の移植。
着床率も胚盤胞より悪いし、ある程度覚悟と言いますか
最初から諦めの気持ちで臨みました。
そのおかげかいつも痛くて肉体的精神的に苦痛でたまらなかった移植も
この時は不思議と痛みを感じませんでした。
本当にたまご戻したの?と感じるくらい。
ダメだったらダメで新しいクリニックに行く覚悟も出来ていました。
妙にすっきりして帰路につきました。
3.ゴールデンウイーク
5回目の移植を行ったのは4月の終わり。
ゴールデンウイークを挟んでその後に判定日というスケジュールでした。
ゴールデンウイークはとにかく楽しもう!と夫と話し合い、
近辺ですが、車でドライブをしたりおいしい物を食べに行ったり
夫と過ごす日を大切に過ごしました。
ゴールデンウイーク中に結婚式の参加があったのですが、
そこで事件が起こります。