まーこの不妊治療録

不妊治療中に思ったことあれこれ記します

不妊治療の開始と治療方法の説明

初診当日。

当時、コロナが猛威を振るい始めたばかり。

感染防止のため、クリニックの予約システムは作動せず

整理券方式で外で並ばされました。

 

私たちが訪れたクリニックはそこそこ大きな道路沿いで

そこで待たされるということは

その道を通る人や車に乗っている人に

思いっきり見られるということ。

恥ずかしいし惨めだし

何とも言えない気持ちで

1時間以上順番を待っていました。

 

 

看護士の説明

看護士たち

やっと自分たちの番になり

夫と2人で看護士の説明を聞きました。

 

  • クリニックのシステム(予約の取り方など)
  • 妊娠成立に必要な条件
  • 治療の流れ
  • 年齢別のスケジュール
  • 初診セットについて
  • 質疑応答

 

このような流れで説明を受けたのですが、

3つほどピックアップして

思ったことを書いてみました。

 

妊娠成立に必要な条件

性交→受精→着床→妊娠までの成立を

一連の流れで説明されました。

 

妊娠は射精から着床に至るすべての機能が「正常に働いて」初めて成立する

その過程の中で1か所でも異常があれば妊娠は成立せず不妊となる。

不妊症は単一の原因の疾患ではなく、それぞれの原因によって治療法も異なる。

不妊原因の正しい診断と適切な治療が不妊症を治す決め手となる。

異常の程度によって何ら治療せずとも自然妊娠することもある。

そのため不妊治療には科学的裏付けのない不適切な治療や

単なる週刊的な治療も少なくない、

不妊に悩んでいるカップルが実際の不妊治療の内容を知り、

自らに合った的確な選択をする必要がある。

 

看護士の説明といただいたパンフレットには

上記のようなことが記載されていました。

恥ずかしながら治療すれば妊娠できると思っていた私は

ここで衝撃を受けました。

また、結局はあなたたち次第なのよ、と言いたいのは分かるけど

どこか他人事というか寄り添ってもらえていないような

一線を置かれているような看護士の説明に

少しがっかりしたのを覚えています。

 

 

治療の流れ

しっかり2層に分かれている基礎体温表の例を元に

  • 低温期にはホルモン検査や子宮卵管造影検査ができる
  • 排卵期にタイミングや人工授精ができる
  • 高温期には黄体ホルモン検査や超音波ができる

などのように周期別でできる検査や治療法の説明を受けました。

 

私は以前の婦人科で基礎体温を付けるよう指示をされていたので

持参した私自身の基礎体温表のコピーを看護士さんに提出しました。

 

基礎体温については嫌というほど必ずつけて!と言われるので

妊活を始める人は必ず習慣づけましょう。

 

先の話になりますが、

いわゆるリセットになって凹むから基礎体温はつけたくない。

体温の上がり下がりでテンションも上がり下がりするからつけたくない。

という人がいらっしゃいます。

 

しかしながら今の時代、スーパーや施設に入ったら

嫌というほど自分の体温が分かってしまいますし(基礎体温ではないですが)

やはり自分の体調を管理する意味でも

習慣付けすることをおすすめします。

 

私の場合ですが、

毎朝測らないと気持ち悪いレベルに達しました。笑

 

話が反れてしまいましたが

様々な治療法や検査があることに驚きました。

 

 

初診セットについて

初診セットとは不妊治療を開始するにあたり

血液や精液を採ったり、検尿をして感染症や卵巣機能などを調べる検査です。

 

ざっくり説明と料金について聞いた後、

私は「初診セット」を受けるために採血をされ

その日は終了しました。

(初診セットの詳細については次回に書きます)

 

夫は採血と採精をし、精子の機能や感染症の有無を調べるのですが、

クリニックでは採精を行っていないため、

後日 精液を提出→検査 の流れになりました。


思ったより淡々としていてあっという間に終わりました。

 

 

もやもや…

もやもや

帰宅し、どっと疲れが押し寄せ

ソファにへたり込んでしまいました。

 

疲れた。

なんかあのクリニック冷たくない?

本当にあのクリニックで大丈夫?

 

これからがんばろう!という気持ちはもちろんありましたが

えっ、大丈夫?みたいな

何とも言えない不安を感じました。

 

後々すぐにこのクリニックに通ったことを後悔したのですが

それはまた改めて書いていきます。