不妊治療専門クリニック探し
なかなか子どもを授かることができず
不妊治療を専門にしているクリニックを探し始めました。
こちらでは不妊治療専門クリニック探しについて
感じたことを書いていきます。
まずは婦人科へ
「もしかしたら不妊症かも…」
そう思ってすぐに不妊治療専門クリニックに行っていませんか?
私は結婚前から子宮頸がん検査にひっかかっていたこともあり、
当初は婦人科に通っていました。
経過観察を経て、子宮頸がんについては問題なかったのですが、
子宮内膜症とチョコレート嚢胞があることと、
そのため普通の人よりは赤ちゃんができにくいと診断された私は
それから不妊治療専門クリニックから探し始めました。
婦人科へ通われたことがない方、
不妊治療専門クリニックへの敷居が高いと感じる方は
すぐに不妊治療専門クリニックへ行かなくていいです。
まずは婦人科へ行ってみましょう。
例えば1年自分たちでタイミングを取ったけど妊娠しなかった場合、
クリニックにもよりますが検査はもちろん(細かくはないと思います)、
タイミング指導をしてもらえますし、
私が行っていたクリニックは人工授精までしていました。
タイミング指導であっさり妊娠された方もいらっしゃいます。
私のように子宮頸がん検査や
「生理が不純なので…」と【ついで】で
相談してみてもいいかもしれません。
まずは問い合わせだけでもしてみてはいかがでしょうか。
婦人科と不妊治療科は空気感が違います。
妊婦さんや婦人系疾患の方が入り混じ合う婦人科(陰と陽→陽が強め)。
重苦しく、(基本的に子連れ禁止だけど預けられなかったのであろう)方への冷たい視線を
ひしひしと感じる不妊科(陰強めのわずかな陽)。
最初から「幸せそうな妊婦さんを見るのが辛い」とは思いませんよね。
だってまだ自分は不妊症なのかも分からないですから。
婦人科は幸せそうな妊婦さんだけが通うだけじゃないと気づくことができました。
不妊治療専門クリニックの重苦しい空気感にかなり戸惑いました。
はじめから「自分は不妊症だ」って決めつけて
絶望に浸らなくてもいいのではないでしょうか。
クリニックの選定基準と自分の現状を考える
あなたは不妊治療専門クリニックを探すとき
何を重視して選びますか?
主に上記を重視される方が多いのではないでしょうか。
私たち夫婦はかなり田舎で雪国と呼ばれる地方に住んでいます。
地方ですとそもそもクリニックの数が少ない。
よさそうな治療方針、いい感じの院長先生…
そんなもの選べません。
だってホームページが古いんですもの。
知りたい情報はほとんど書いていませんでした。
都会のクリニックのホームページを閲覧すると
きらびやかな院内、
最新であろうピカピカの医療機器の画像がドーン。
お金かかってるなぁ…と感じる
クオリティ高めなホームページばかりでした。
地方は治療方法の選択肢が都会と比べ圧倒的に少ないです。
そのため地方の人は県外の大きなクリニックに行くという方も少なくありません。
私の場合ですが、仕事もしていますし
とてもじゃないけど県外なんて考えられませんでした。
- 業務終了後すぐに行けるクリニック
- 遅くまで営業しているクリニック
まずはこの2つで検索し(最初に書いたまんまです)
すぐに1つのクリニックに絞られました。
レビューも確認しましたがボロクソにコメントされていました…笑。
怖いけど仕方ない…気持ちでクリニックに問い合わせをしました。
その他にも、
- そのクリニックの卒業生(友達・同僚)や現在も通っている人から話を聞く
- クリニックにメールや電話で問い合わせをして、その対応を見る
クリニックの数が多くて迷っている方やあと一歩が踏み出せない方は
こちらを試してみるのもおすすめです。
友達や同僚に聞くということに関しては少しハードルが高いかもしれませんが
誰かに話を聞いてもらうことでモヤモヤがすっきりするかもしれません。
夫に相談
不妊治療専門クリニックには主に女性が通います。
検査や服薬、注射、問診もろもろ…かなりストレスが溜まります。
男性がやることなんて主に採血(1回だけ)と精子を出すだけ。
(服薬や手術の場合もありますがそれは稀)
不妊治療専門クリニックは自分で選んでから、
夫に「ここに通おうと思うんだけど」と言いましょう。
はじめから親身になって
不妊治療専門クリニック選びから寄り添ってくれる夫もいるでしょう。
しかし大抵は「君が好きなところにしなよ」で終わります。
治療前からイライラとしても無駄なだけです。
「自宅から通いやすいし、設備も最新っぽいし、
ここのクリニックに通おうと思うの」
と理由をちゃんと言えるようにして夫に相談しましょう。
選択肢がたくさんあるのならば2~3件候補を挙げてから
提示してもいいでしょう。
私個人の考えですが、
男性はどうしてもイチから考えるのは面倒なようで(仕事はしっかりするのに…)
いくつか選択肢を提示した方が選んでくれる傾向にあるようです。
残念ですが、
「夫も考えてよ」
「何で私ばかりが決めないといけないの」
と思っていたら
決まるものも決まりません。
不妊治療は夫婦2人で行うものですが、
少しでもスムーズに治療が開始できるように
私たち女性から選択肢を提示しましょう。